ネイティブが教えるビジネス英語口語表現(4)夢中になる
「これって英語で何て言うんだろう?」
英語を話そうとして、ふとそんな疑問がわくことは多いのではないでしょうか。このコラムでは、ネイティブがビジネスシーンでよく使う言い回しやフレーズを紹介していきます。
難しい英単語を覚えるより、すでに知っている単語を使った言い回しを覚えて、より自然な英語表現と語彙を身に着けましょう。
夢中になる to be hooked on something
This means to be obsessed with or addicted to something.
これは、何かの没頭したり執着したりすることを意味します。
例文
- Ever since I first played that game, I’ve been hooked on it.
- Barry has been hooked on fishing ever since he was a little boy.
1. 初めてプレイして以来、私はそのゲームにはまってしまった。
2. Barryは少年のころ以来、ずっと釣りが大好きである。
to be hookedも通常受け身形で使われ、夢中にさせる、病みつきにさせるという意味です。hookがもともと名詞では物を引っかけるための「かぎ」ですから、何かに引っかかって身動きできなくなる状態と思えばわかりやすいですね。
同じようにintoも口語表現でよく使われます。
She’s into yoga and gardening. 彼女はヨガとガーデニングに夢中だ。
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ネイティブが教えるビジネス英語口語表現(3)岐路に立つ
「これって英語で何て言うんだろう?」
英語を話そうとして、ふとそんな疑問がわくことは多いのではないでしょうか。このコラムでは、ネイティブがビジネスシーンでよく使う言い回しやフレーズを紹介していきます。
難しい英単語を覚えるより、すでに知っている単語を使った言い回しを覚えて、より自然な英語表現と語彙を身に着けましょう。
岐路に立つ ③ to be at a crossroads
This means to be at a point where an important decision must be made.
このidiomは、日本語と同じで、重大な岐路(crossroad)に立っているという意味です。
例文
- John and Kate are at a crossroads in their marriage. Kate wants to have a baby, but John does not.
- The company was at a crossroads after filing for bankruptcy, but under the direction of their new CEO, it was restructured and today is performing quite well.
1.ジョンとケイトは結婚の危機に瀕している。ケイトは子どもが欲しいのに、ジョンはそうでないから。
2.その会社は破産宣告をして深刻な局面にあったが、新しいCEOのもとで組織改革を成し遂げ、今ではとてもうまくいっている。
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ネイティブが教えるビジネス英語口語表現(2)たじろぐ
「これって英語で何て言うんだろう?」
英語を話そうとして、ふとそんな疑問がわくことは多いのではないでしょうか。このコラムでは、ネイティブがビジネスシーンでよく使う言い回しやフレーズを紹介していきます。
難しい英単語を覚えるより、すでに知っている単語を使った言い回しを覚えて、より自然な英語表現と語彙を身に着けましょう。
(しばしば受け身で)人を非常に驚かせる、たじろがせる ② be taken aback
This means that you are surprised or shocked by something.
これは、何かに驚いたり、たじろいたりすることを意味します。
例文
- I was taken aback by how many people were waiting in line at the restaurant.
- Jill was taken aback by how rude the store clerk was.
例文1の意味は、私はレストランであまりにたくさんの人が並んで待っていたので驚いた。
例文2は、ジルは店員があまりに無礼で驚いた。
私たちも非常に驚いたりすると、思わず“のけぞったり”しますね。このidiomは、そんな感じをあらわしています。
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ネイティブが教えるビジネス英語口語表現(1)うわべだけ~する
「これって英語で何て言うんだろう?」
英語を話そうとして、ふとそんな疑問がわくことは多いのではないでしょうか。このコラムでは、ネイティブがビジネスシーンでよく使う言い回しやフレーズを紹介していきます。
難しい英単語を覚えるより、すでに知っている単語を使った言い回しを覚えて、より自然な英語表現と語彙を身に着けましょう。
うわべだけ~する to scratch the surface
This means to get a superficial, introductory understanding of a subject.
直訳すると「表面をひっかく」という意味のこのidiomは、物事の表面的な、初歩的な理解を指します。
例文
- Astronomers have just began to scratch the surface of what is out there in space.
- We have done several experiments, but we have yet to even scratch the surface with this new virus.
1の意味は、天文学者は、宇宙空間のほんの初歩的な理解をし始めたに過ぎない。
2は、我々は幾つかの実験をしてみたが、この新しいウイルスについてはまだ何もわかっていないも同然である。
Virusは、日本では「ウイルス」というのが一般的ですが、正しい英語の発音ではありません。