ネイティブには通じない日本語英語(32)ズボン
日本語にはたくさんの外来語、いわゆるカタカナ英語や和製英語が存在しています。
日常生活の中で頻繁に使用されるので、つい英単語のつもりでネイティブとの会話にも使ってしまいますが、実際にはネイティブにはまったく意味の通じない言葉も数多くあります。
このコーナーでは、トーク・アベニュー英会話講師のJoel Liptonが、日本での生活と4年間の英会話講師経験を通して気付いた「外国人に話しても通じない日本語英語」を紹介します。
英語を学ばれる方々の参考にしていただければ幸いです。
トーク・アベニュー教育研究室
Contributed by Joel Lipton
トーク・アベニュー英会話講師Joelから英会話を学ぶ方へのメッセージ
日本人の英語話者は、”間違った初心者”として知られています。
日本では、さまざまなメディアで人々は英語に触れています。例えば「OK」「バイバイ」「ケースバイケース」などは、日常生活ににすっかりなじんだフレーズです。
これらの言葉は日本語での会話では問題なく通用しますが、ネイティブスピーカーにとっては奇妙に感じられたり、混乱をきたす原因。こうした「日本語英語」の単語やフレーズを見て行きましょう。
Many Japanese English speakers are known as “false beginners”. In Japan, people are exposed to English everyday in various forms of media. Many English phrases or words such as “O.K.”, “bye bye”, or “case by case” have made their way into everyday speech. While these words make perfect sense in Japanese conversation, to native speakers they might seem strange or cause considerable amounts of confusion. Let’s take a look at a few of these “Japanese English” words and phrases:
通じない日本語英語(32)ズボン
This refers to trousers, pants, slacks, etc. Zubon is originally a French word.
Incorrect: Wearing zubons is very comfortable.
Instead:
- Female students are not allowed to wear slacks to school!
- She never wears skirts and prefers to wear jeans.
解説
最近ではズボンという言葉を余り聞かなくなりました。 Slacksの意味でpantsが使われて久しいですが、初めは人前でパンツというのは何となく抵抗がありました。Pantsuitも今やcareer 志向の女性の仕事着として定着しています。
例1のように、slacks をはいて学校に通うことを禁止するところもほとんどなくなりましたが、ほんの数十年前までは slacks は男子だけのものでした。
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ネイティブには通じない日本語英語(31)ベッドタウン
日本語にはたくさんの外来語、いわゆるカタカナ英語や和製英語が存在しています。
日常生活の中で頻繁に使用されるので、つい英単語のつもりでネイティブとの会話にも使ってしまいますが、実際にはネイティブにはまったく意味の通じない言葉も数多くあります。
このコーナーでは、トーク・アベニュー英会話講師のJoel Liptonが、日本での生活と4年間の英会話講師経験を通して気付いた「外国人に話しても通じない日本語英語」を紹介します。
英語を学ばれる方々の参考にしていただければ幸いです。
トーク・アベニュー教育研究室
Contributed by Joel Lipton
トーク・アベニュー英会話講師Joelから英会話を学ぶ方へのメッセージ
日本人の英語話者は、”間違った初心者”として知られています。
日本では、さまざまなメディアで人々は英語に触れています。例えば「OK」「バイバイ」「ケースバイケース」などは、日常生活ににすっかりなじんだフレーズです。
これらの言葉は日本語での会話では問題なく通用しますが、ネイティブスピーカーにとっては奇妙に感じられたり、混乱をきたす原因。こうした「日本語英語」の単語やフレーズを見て行きましょう。
Many Japanese English speakers are known as “false beginners”. In Japan, people are exposed to English everyday in various forms of media. Many English phrases or words such as “O.K.”, “bye bye”, or “case by case” have made their way into everyday speech. While these words make perfect sense in Japanese conversation, to native speakers they might seem strange or cause considerable amounts of confusion. Let’s take a look at a few of these “Japanese English” words and phrases:
通じない日本語英語(31)ベッドタウン
This refers to a satellite town or satellite city. Many people live in these cities for cheaper rent prices and commute into bigger cities for work.
Incorrect: My father lives in a bed town and commutes into Tokyo every day.
Instead:
- Machida is a satellite city of Tokyo.
2. I live in Ichinomiya now, but it’s pretty boring. It’s just a satellite town of Nagoya.
解説
ベッドタウンは和製英語ですが、似たような言葉でbedroom community or bedroom suburbは通勤者の住む街で、こちらはちゃんとした英語です。大都会はどこもrent が高くて大変ですが、郊外に出ると通勤時間かかってしまい、これまた大変でね。
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ネイティブには通じない日本語英語(30)ペーパードライバー
日本語にはたくさんの外来語、いわゆるカタカナ英語や和製英語が存在しています。
日常生活の中で頻繁に使用されるので、つい英単語のつもりでネイティブとの会話にも使ってしまいますが、実際にはネイティブにはまったく意味の通じない言葉も数多くあります。
このコーナーでは、トーク・アベニュー英会話講師のJoel Liptonが、日本での生活と4年間の英会話講師経験を通して気付いた「外国人に話しても通じない日本語英語」を紹介します。
英語を学ばれる方々の参考にしていただければ幸いです。
トーク・アベニュー教育研究室
Contributed by Joel Lipton
トーク・アベニュー英会話講師Joelから英会話を学ぶ方へのメッセージ
日本人の英語話者は、”間違った初心者”として知られています。
日本では、さまざまなメディアで人々は英語に触れています。例えば「OK」「バイバイ」「ケースバイケース」などは、日常生活ににすっかりなじんだフレーズです。
これらの言葉は日本語での会話では問題なく通用しますが、ネイティブスピーカーにとっては奇妙に感じられたり、混乱をきたす原因。こうした「日本語英語」の単語やフレーズを見て行きましょう。
Many Japanese English speakers are known as “false beginners”. In Japan, people are exposed to English everyday in various forms of media. Many English phrases or words such as “O.K.”, “bye bye”, or “case by case” have made their way into everyday speech. While these words make perfect sense in Japanese conversation, to native speakers they might seem strange or cause considerable amounts of confusion. Let’s take a look at a few of these “Japanese English” words and phrases:
通じない日本語英語(30)ペーパードライバー
30. paper driver
This refers to a person who has a driver’s license but seldom drives. There is no equivalent word in English.
Incorrect usage: Most people who live in Tokyo are paper drivers.
Instead:
- Despite having a gold license, I hardly ever drive.
- She got her license when she was 20, but she hasn’t driven in 32 years.
解説
私たちの周りにはペーパー・ドライバー (和製英語)がたくさんいます。都会では公共交通機関が発達しているので車に乗らなくても済むことと、駐車場の問題も大きな要因と思われます。車社会のアメリカなどでは考えられないことでしょう。だから、このペーパー・ドライバーに相当する英単語はないようです。
免許証を持っていても何年も運転していない人が多いことについては、日本の都市事情も説明しないと、理解してもらえないかもしれません。
最近の話題として、高齢者の免許返上がよく取り上げられます。これは日米共通ですが、長い間、日常生活で車を必要としてきた人たちにとって、高齢のため運転できなくなることは単に不便なだけでなく、人間としての尊厳にもかかわる場合もありますので、周りに該当者がいるようでしたら、理解をもって接してあげる必要がありますね
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ネイティブには通じない日本語英語(29)ベースアップ
日本語にはたくさんの外来語、いわゆるカタカナ英語や和製英語が存在しています。
日常生活の中で頻繁に使用されるので、つい英単語のつもりでネイティブとの会話にも使ってしまいますが、実際にはネイティブにはまったく意味の通じない言葉も数多くあります。
このコーナーでは、トーク・アベニュー英会話講師のJoel Liptonが、日本での生活と4年間の英会話講師経験を通して気付いた「外国人に話しても通じない日本語英語」を紹介します。
英語を学ばれる方々の参考にしていただければ幸いです。
トーク・アベニュー教育研究室
Contributed by Joel Lipton
トーク・アベニュー英会話講師Joelから英会話を学ぶ方へのメッセージ
日本人の英語話者は、”間違った初心者”として知られています。
日本では、さまざまなメディアで人々は英語に触れています。例えば「OK」「バイバイ」「ケースバイケース」などは、日常生活ににすっかりなじんだフレーズです。
これらの言葉は日本語での会話では問題なく通用しますが、ネイティブスピーカーにとっては奇妙に感じられたり、混乱をきたす原因。こうした「日本語英語」の単語やフレーズを見て行きましょう。
Many Japanese English speakers are known as “false beginners”. In Japan, people are exposed to English everyday in various forms of media. Many English phrases or words such as “O.K.”, “bye bye”, or “case by case” have made their way into everyday speech. While these words make perfect sense in Japanese conversation, to native speakers they might seem strange or cause considerable amounts of confusion. Let’s take a look at a few of these “Japanese English” words and phrases:
通じない日本語英語(29)ベースアップ
This refers to a pay raise or raise. Many of these “up” phrases are Japanese English.
Incorrect usage: Every year around April I ask my boss for a base up.
Instead:
- He’s worked at that company for 10 years but never received a raise.
- The striking workers all demanded pay raises.
解説
日本も長い不況からようやく抜け出して、企業によっては昇給を検討しているところもあるようです。ベース・アップはよくなじんだ和製英語ですが、正しくは pay raise です。
説明にもあるように、私たちは“up”をいろいろな場面で使いたがります。私が行っているジムにも“マナー・アップにご協力ください”というsticker が張られています。これで日本人には十分通じてしまうので、困ったものです。