ネイティブが教える英語口語表現(68)[官庁、企業の]財務屋、経理屋、会計士
「これって英語で何て言うんだろう?」
英語を話そうとして、ふとそんな疑問がわくことは多いのではないでしょうか。このコラムでは、ネイティブがビジネスシーンでよく使う言い回しやフレーズを紹介していきます。
難しい英単語を覚えるより、すでに知っている単語を使った言い回しを覚えて、より自然な英語表現と語彙を身に着けましょう。
bean counter (官庁、企業の)財務屋、経理屋、会計士
※ a bean counter is an accountant
※ これは会計士を意味します。beanは小銭、1ドル貨の意味としても使われ、その数を数えるということからも想像できるように、軽蔑的に使われます。
例文
The bean counters are saying that we have to cut our operating costs by 25% in order to make the company profitable again.
- Jhon is a creative genius, and he can’t stand getting criticism from suits and bean counters.
1.経理屋たちは、会社を再び利益が出るようにするには、事業費を25%削減しなければならないと言っている。
2.ジョンは独創的な天才だから、重役や経理屋からの批判には耐えられないであろう。
※ 2は訳の難しい例文です。一般的にsuitsは訴訟を意味しますが、次の(69)に出てくるように、俗語で経営幹部、重役の意味もあるのでそちらの方が適切でしょう。creative geniusも訳しにくいのですが、独創力に優れてはいるが、金勘定などの細かいことには向いていないということでしょうか。