ネイティブが教える英語口語表現(67)辛い試練・苦難
「これって英語で何て言うんだろう?」
英語を話そうとして、ふとそんな疑問がわくことは多いのではないでしょうか。このコラムでは、ネイティブがビジネスシーンでよく使う言い回しやフレーズを紹介していきます。
難しい英単語を覚えるより、すでに知っている単語を使った言い回しを覚えて、より自然な英語表現と語彙を身に着けましょう。
trial by fire 辛い試練・苦難
※ This is the idea that you enter a difficult situation with little or no training, with the goal of learning how to do it“on the job”
※ このidiomは、事前の訓練なしに困難な状況に投げ込まれるという意味です。on the jobとは仕事中にということで、実際に仕事をしながら成果を出さなければいけない状況に追い込まれることです。
例文
- Unfortunately our trainer called in sick, so we’re going to have to just throw you into the fire and hope you pick it up fast.
- This year’s class of army recruits will be getting their trial by fire, as we need them fighting on the front lines immediately.
1. 運の悪いことに、教官が病欠の連絡をしてきたので、あなたを訓練なしで実践の場に送り、早急に追いついてくれるよう願うばかりだ。
2. 今年の陸軍の新兵たちは、早急に前線に送らなければならないから、辛い試練が待っていることだろう。
※ 1の例文にはtrial by fireのかわりにthrow someone into the fireが使われています。どちらも大変な試練を受けることに違いはありません。